香港島の北角と九龍の紅磡を結ぶファーストフェリー
皆さんこんにちは。
ハーガウです。
香港島と九龍を結ぶフェリーといえば、スターフェリーが有名ですが、働く街のセントラルと尖沙嘴を結ぶメジャーな路線です。
一方で、ローカル庶民の住んでいる街の北角と紅磡を結ぶのは我らがファーストフェリーであります。
今回は北角から紅磡に移動いたします。 北角のフェリーターミナル周辺には街市(庶民向けの市場)と越劇(広東省の歌舞伎のようなもの)の劇場があったり日本の浅草のような雰囲気です。
そんな街を抜けて、フェリーターミナルの車止めに到着しますと、目に入ってくるのが、フェリーターミナルの入り口に向かう通路の脇にある魚屋です。ターミナルに向かって左側に数軒の魚屋が並んでいて小規模な海鮮市場と言うところです、こちらもさながら浅草の仲見世のようです。


通りに差し掛かると、魚屋のおじさんやおばさんから、晩御飯にいきのいい魚を買って行かないかと威勢のいい声がかかり、呼び止められます。発泡スチロールの中に海水をため酸素を入れることで簡易的ないけすのようにして、タモ(網)で魚をすくって見せてくれます。魚の飼い方は様々で重さ(両や斤と言う中国の単位)で購入するか、只という匹単位で購入するものもありますが、今日は買いませんでした。余談となりますが、ハーガウは近くの仏教施設の方がこちらの海鮮市場にこられて買った魚をお経を唱えながら、海鮮市場の脇の海に逃がしているのを見たことがあります。功徳を積むために殺生をさせないために、魚たちを救っていると言うことだと思うのですが、逃したポイントのそばに釣り人がやってきて釣竿を垂れて釣り上げるのを見て、この人たちの意図を汲んであげてほしいと思いました😰
また、別の問題もあり、逃げた魚たちは、本来香港にはいない魚たちなのですが、現地の魚との間に生まれた交雑種が問題になってるようです。🤦🏻
お話を元に戻すします。
オクトパスカードをかざして、フェリーターミナルの入り口に入るとファーストバスのシートのような椅子があるのでそこにかけて待ちます。

10分ほどすると案内があり船に乗り込みます。


船は1階と2階があり1階の前方は空調が効いていて涼しいです。後ろの方はオープンになっており、外の潮風が入ってきます。2階は窓がなくフルオープンなのですが、ビニールのすだれがかかっているため、直接風は入り込んできません。



10分ほど乗ると対岸に着きます。お疲れ様でした。
船の料金
料金は片道大人が7.5ドル
老人と子供が3.8ドルです。
車の海底トンネル代より安いです
船の時刻表
朝以外は30分間隔で船があります
