香港では珍しくなった北海道ラーメン山頭火
皆さんこんにちは。ハーガウです。
本日は、北海道は旭川ラーメンの山頭火について、ご紹介したいと思います。
まず、山頭火さんについてですが、日本では老舗有名店として名が通っていてご存知の方がたくさんいらっしゃると思いますが、日系ラーメン店の競争と移り変わりが激しいここ香港でも、かなり早い段階で進出され、今日に至るまで存続してこられてますので。老舗の部類に入ると思われます。確か2011年頃に初進出され、尖沙嘴のI-squareと太古城のジャスコの中に店舗がありましたが、今では、 I-square店を残すのみとなりました。山頭火に限らず私が香港に来た2008年当時は、もう少し北海道西山製麺の麺を使った北海道ラーメン屋さんがあったのですが、中国の方にはとんこつラーメンの方が 口にあうのでしょうか、だいぶ少なくなってしまいました。そういった意味では、山頭火さんも皆さんが想像される濃厚な札幌味噌ラーメンではなく、看板メニューの塩ラーメンは、純粋な塩と言うよりもとんこつベースのクリーミーな塩ラーメンですので、ローカルの人たちのハートをつかんでいるのかもしれません。
今回は、尖沙嘴のI-square店に行って参りましたのでレポートします。
山頭火名物塩ラーメン
I-squareのレストランフロア、6階にあります。ただ、場所が奥まった場所にあるので、少しわかりにくいのですが、丸亀製麺さんの隣にあります。コロナウィルスの影響で他の店はガラガラですが、休みの日の昼で、5割位のお客さんの入りです。


普通のラーメンは看板の塩ラーメン、そして味噌ラーメン、醤油ラーメン、辛味噌ラーメンの4種類です。

他にもつけ麺や冷やし中華や唐揚げなどのサイドメニューも豊富にありますが、ここは何といっても看板メニューの塩ラーメンを選択いたします。(味噌もおいしいですので、味噌が好きな方は店を選択されるのもアリです。)


サイズはLMSのいずれかを選択できます。料金もサイズごとに88ドル、76ドル、64ドルとなっています。(10%のサービス料は含んでません)
待つこと10分ほどで、塩ラーメンが登場。

とんこつのような白いスープの上に具材はチャーシューが2枚、メンマ、キクラゲ、刻んだ長ネギ、なると、小梅が浮いています。白いスープをよく見ると赤みのかかったものが浮いているのが見えるので、何か唐辛子のような隠し味を入れているのかもしれません。早速、実食しますと麺は細麺のちぢれ麺。塩気の効いた豚骨スープとちぢれ麺がよく絡み、ゆで具合もちょうど良く歯ごたえがあります。うまかったです😊安定してます。以前に香港に進出した日本のラーメン屋さんは、おそらく地元の人たちの要求に合わせ、日が経つにつれてスープの味がどんどん薄くなり、美味しくなくなっていく店も少なくないのですが、ほぼ変更してないと言うのが、こだわりというかブレてない感じが、好感が持てます🤗あっという間に完食しスープもほとんど飲み干しました。場所が悪いのに、9年も戦ってきたのは立派です。皆さんも山頭火応援してあげて下さい。おいしいですので。
マイタン(お会計)
塩ラーメンLサイズで88ドルに、10%のサービス料が付くので96.8ドルでした。ごちそうさまでした。😊

