新型コロナウィルス(COVID-19) 世界と香港の状況について後編

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新型コロナウィルス(COVID-19) 世界と香港の状況について後編

今後の社会への影響

残念ですが、新型コロナウィルスの収束への出口が全く見えないので、今後1年以上にわたり不景気が続く可能性が高いと予測いたしております。特に、コロナウィルスによる移動制限により、航空、物流、観光などの直接影響を受ける産業はもちろんのこと、外出禁止令による需要の落ち込みにより、外食産業、自動車とそのサプライヤーである部品メーカーにも深刻なダメージが出始めております。そんな中で、企業は社債を発行し目先の資金繰りをつけようとしていますが、市場では資金の不足による流動性の枯渇により高格付の社債にすら買い手がつかず、頼りの銀行も最近の株価が暴落や不景気による不良債権の発生で自己資本比率の低下を防ぐ為、企業に貸し出しをしていた融資の引き上げ、つまり、貸しはがしを行い、融資先が倒産すると言うスパイラルに陥りかねない状況となっております。目下、日本銀行が資金の手当てしようとしていますが、リーマンショックの際も、日銀の動きと関係なく金融機関は企業から資金を引き上げる動きを取ったので同じ現象が起きるものと思われます。

もう一つの危機は、移動制限によって、自動車や航空がこれまでのようには動かず、そのことで原油に対する需要が落ち込む為、原油価格が下落していますが、サウジアラビアやロシアなどの産油国が減産を行わないと発表していることです。この狙いはシェールガスの発掘が可能なことになったことで、世界一の産油国となったアメリカのシェールガス産業とその生産を抑制することです。

シェールガスの採掘コストの採算分岐点1バレル50ドル程度と言われていますが、ロシアは現在の相場価格である20ドルで8年から10年以上持ち答えられると豪語しています。

その結果として、先日アメリカのシェールガス採掘会社のホワイティングが経営破綻し、ロイターによれば今後も同業者が相次いで潰れる恐れがあると言う情報があります。

そういった状況を受けてトランプ大統領がシェールガスの生産量を減らしていくことで、原油の市場価格を上げ、シェールガス採掘会社の破綻を防ぐことにより、ジャンク債のデフォルトを回避する動きを取り始めているものの、先行きは、依然不透明な状況に変わりはございません。

リーマンショックの際は、サブプライムローンと言う低所得者向けの住宅ローンに連動するデリバティブズの破綻によりリーマンブラザーズが潰れましたが、次は、シェールガスの高利回り高リスクのジャンク債が世界金融資本の破綻の引き金となる可能性は十分に考えられます。

個人が取れる対応策

コロナについて言えば、人との接触しないことが1番ですので、とにかく、外出しないことです。

資産防衛については株式等は不安定な相場が続きますので手を出さずに、やがて2番底が来るであろう相場を静観するのがよろしいかと思います。 

各国の政府がとるべき対応策

コロナについて言えば、人との接触しないことが1番ですので、とにかく、外出しないことが対策である以上、数カ月の間、人々が安心して家にいられるように、賃金の1部や家賃を保証すれば解決します。人の生命 →経済の優先順位と思います。景気対策なのか福利厚生なのかと言う議論はありますが、まずは、数ヶ月だけ国民を経済的に支援してあげれば、全て解決する話と思います。財政赤字が積み上がる中で財源は?プライマリーバランスはどうするのか?などの議論もありますが、今回は一時的な話ですし、生きてさえいれば、収まったらまた稼げばいいだけの話です。財政赤字の解決策はいくらでもあります。1,800兆円の個人金融資産もあるわけですし、消費に悪影響な消費税をやめて、資産に課税するとか、資産課税されるのが嫌な人は、どんどん消費して経済が活性化されますし。いいことずくめです。他には、日本国債の最大保有者である日本銀行を政府が国有化して債権者と債務者が一緒になることで債権と債務を相殺するとか。ただし、その際は、日本円が売られ大幅な円安、ハイパーインフレになりますが、ハイパーインフレになったら、一時的に大混乱がおきるものの、通貨が暴落したことにより相対的に物の価値が上がるので円建ての対外債務については日本銀行手持ちのゴールドで物納で返済すればいいと思いますし(戦後の日本はそのようなやり方で借金を返した)、また、長期的な目で見ても輸出に有利に働きますので、良いのではないでしょうか

仮に政府の発行する国債がデフォルト(債務不履行)しても、国はなくなりません。政府の主な債権者である日本銀行は困るでしょうが。アルゼンチンなんて過去にはデフォルトしても、金利高とハイパーインフレと言う困難を乗り越えて、通貨安を利用して、その後経済が回復しましたし。なるようになるもんです。(経済基盤の弱いアルゼンチンは今回もまたまたデフォルトしそうですが)

だから、今は即刻現金を給付すべきと考えます。所得制限等条件を一切付けずに成人全員に。

そんなところで、皆様の健康と幸福、そして新型コロナウィルスの1日も早い収束を祈って本日の記事を締めくくらせていただきます。ありがとうございました。

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